第21回大会は1976年(昭和51年)7月、カナダのモントリオールで開催された。
今大会より、女子のバスケットボール競技が登場した。
男子日本代表チームは、前回(ミュンヘン大会)の雪辱を果たすべく強化を重ねての出場であったが、11位に終わってしまった。日本は2m選手が出場すると差のないゲームをするが、1チームに3人の2m選手が常時プレイしている欧米チームとの差は対策の打ちようがなかった。
女子日本代表チームは世界選手権第2位の余勢と実績を持ってメダルに挑戦したが、アメリカ、カナダに勝ったあとは疲弊し、6チーム中5位という不本意な成績に終わった。180cm以上の選手を7名も擁するソ連は別格としても、2位から5位の4チームはその日如何によって、その順位が決まるほどの、紙一重の実力だった。
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